幻覚 幻聴 妄想 そんな memo.
まっすぐに まっしろに まっさらに
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    夜になると寂しくなって

    虚しくなって

    体の中の黒い塊を吐き出す

     

    ほんの少しだけ死にたくなって

     

    窓を開けて

    外の空気を吸う

    白い煙は甘く

    黒い空はヒンヤリと静かに

     

    空の果てまで散った星はいつまでも光る

    隠れても墜ちても照らされて

     

     

     

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    | sana | memo | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
    氷食症
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      月が綺麗で

      あまりにも綺麗で息が苦しいほど

       

      暗い製氷室の中でコトリと響く小さな月は

      口から喉を通って身体に堕ちる

       

       

      透明な綺麗な冷たい 月みたいな氷

       

       

      | sana | memo | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
      凪がれて揺れて
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        流されて 凪がされて

        透明な水に緑色の風に

         

        それも正解で これも正解で

        それはちがって これもちがって

        人の言葉を聞くと簡単に同調しがちで

        自分の考えが薄まりがち

         

        体の奥の奥にある一本の細い糸以外は

        揺れて流れて許して

         

        流されることに抗わず

         

        抗わないことを軸として。

        | sana | memo | 20:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
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          星がさらさら流れてふって

          空へと深く続く暗闇に手を伸ばしてみる

           

          こんなにたくさん降る星をひとつもつかめずかなしくなる

           

          届きそうで届かない

          届いた瞬間に指の間をすりぬけて

          遠く遠くへいってしまう

           

          過去も今も

          もしかしたら未来も

          全てが嘘になればやさしく息をすることができるようになるのかな

           

          さっきまで手の中にあった星は

          ほんとうは夜の空気 それだけだった

          | sana | memo | 02:28 | comments(3) | trackbacks(0) | - | -
          何も考えずにただただいたい
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            あのときいなくなっていたら

            今私はどうしていただろう


            私はこんなふうに頭を悩ませずにただまいにちを 生きれていただろうか

            そんなこと考えても なんの意味もない

            それにかんがえないといけないことは山ほどある


            けれど その山のなかの どこから手をつけてよいやら

            そもそも 山の中の木々のひとつひとつ

            根っこの底までちゃんと見えているのだろうか


            崖崩れを起こしたら根っこまではちゃんと見えるんだろう

            ただ それは たぶん だめなんだと 
            | sana | memo | 21:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
            今日もまた満月
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              満月でした。

              あの日もあの日もあの日も

              なにか大きなことが起こるのは なぜかいつも満月で

              心臓がとまったり
              涙が止まらなかったり

              どうしてか そのジンクスは今日もぴたり当たってしまって

              けれど もう大丈夫



              あたし 少しは強くなったかな
              昔よりは ちゃんとできるようになったかな。

              ちょっとだけ泣いてまた生きよう。

              笑ってありがとうと言いたい。心から。
              | sana | memo | 19:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
              うた
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                ほしめぐりの歌

                ちいさな木の実

                まっくら森の歌

                にじ
                | sana | memo | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
                私の中の待合室にて
                0


                  やっと髪を切って

                  ホットワインで身体を溶かして
                  チョコレートのタルトを食べた
                  懐かしい音を聞いて ジントニックで流し込んだ

                  久しぶりに小説を買った
                  数年前から縦書きの文字を読むことがとても苦手になった。

                  そういえばここ1年レシピ本ばかり読んでいた。
                  そういえばここ最近お酒はラム酒ばかりだった。
                  そういえば私の好きな色は白だった。
                  まっしろな白。

                  時がたつにつれて大切なものの軸は少しずつ移動している。
                  かといって、昔、好んでいたものが大切でなくなったわけではない。

                  そして今、思い出すことは、少し痛い。

                  昔より時が立って 随分と肌は劣化し 脳は老いても むかしよりずっと子供で ほんと笑える


                  いまはただただ 待つコト。
                  | sana | memo | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
                  冬雨
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                    先日 病院の診察室で久しぶりに泣いた

                    泣いたんじゃなくて、目から水が出た

                    今夜は雨
                    ひとりじゃないのに独りの気がする


                    発売中止になる薬がある
                    どれでもいいわけじゃない

                    だれでもいいわけじゃない
                    さがしても見つからない

                    あたしは何がしたかったんだろう
                    あたしはどれを選べばいいんだろう

                    空しい
                    恋しい
                    悲しい
                    美しい

                    形容詞
                    | sana | memo | 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
                    気休めの休み
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                      台風が通り過ぎて

                      外に出ると もうそこは驚くほどの秋の空気で

                      その季節になるとやってくる特有の匂いに

                      息をするのが苦しいほどだった


                      前髪を切って

                      懐かしい景色を歩いた

                      息をするだけで救われる場所ってある。
                      悲しい思い出は時に心を癒すものだと知った。


                      今、どうしようもない ちいさな塊を抱えて

                      昔居た、どうにもならないことだらけの大きな闇の中にある 待合室の椅子に座ると

                      小さな塊はとてもちいさいものだとわかった。

                      そして そのどうしようもないちいさな塊を やっぱりどうしようもないまま抱えて帰った。








                       

                      | sana | memo | 13:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
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